桂谷八十八ヶ所巡礼
桂谷(けいこく)八十八ヶ所巡礼
昭和5年、修禅寺38世丘球学老師は四国八十八ヶ所の全霊場の土を持ち帰り、その土を修善寺温泉周辺の八十八ヶ所に分けて移しました。そして自らの筆になる弘法大師の像と四国札所本尊の梵字、名号を刻んだ石碑を建立し「桂谷八十八ヶ所」を開きました。現在の「修禅寺」は曹洞宗ですが、弘法大師の開基であり、大師ゆかりの広域な四国霊場を何日もかけて廻らなくとも、手軽に同じ御利益があるとして年ごとに人気も高まりました。
毎年、秋も深まる11月7日から9日には、延べ1,500人ほどの巡礼者が集まり、温泉街や周辺の山道を僧侶が先導して全長28キロメートルを皆で歩きます。白装束に身を包んだお遍路さんがチリンチリンと鈴の音を響かせ、それぞれ同行二人(どうぎょうににん)、弘法大師と2人で行脚する姿は修善寺の秋の風物詩です。お遍路さんは、各札所で両手を合わせ石碑にお経や御詠歌をあげながら家内安全や無病息災を祈願します。





